久々に面白かった漫画本

『イーフィの植物図鑑』
奈々巻かなこ 著

丸く言えば、異世界ファンタジー。
異世界でプランツハンターとして、植物の力を借りて生きている(？)死んだ筈の父親と一緒に旅する少女イーフィが主人公。

トリ君にどんな本？と聞かれて「蟲師みたいなカンジ」と答えたのは多分間違いじゃないと←

現実世界には無い空想上の不思議な植物が普通に生きていこうとしていて、その植物に関わり影響されて人々は惑い悩みそして…
みたいな。

蟲師よりは、少女漫画だし女っぽい恋愛感情とか色々な人々の欲望や権力のしがらみとかが前面に出てる気がします。
いっぱい謎がちりばめられてて、なによりこの世界の植物は魅力的で、めちゃめちゃ引き込まれてしまいました！
次にまたコミックス出るの楽しみです！

そして、沢山良いセリフはあったんだけど。
ずーんと心に重く突き刺さったセリフがこれ↓でした。

「でも…それで
『スリーピング・マリー』(この世界に生える植物の種類)がかわいそうだって
誰か思ってくれるかな」

どんなに植物を愛しても、結局植物の守護神にはなれない、プランツハンター。
何気無く植物の恩恵に与る今の自分をふと、ふりかえってみたくなるお話でしたよ〜

今日の多肉写真。
リトープス、ホルニー。
夏の日射しに堪えてます、ジリジリ堪えてます。
これはお盆前、まだこの酷暑の前に撮ったもの。
夜の温度が下がらなくなってからいまだお水はおあづけ中。
だってやっぱり蒸れはコワイです。

そう言えば!!
姫牛角につぼみが付いているのに気付きました☆
まぁるい袋みたいなつぼみ。
本体は日射しで焦げてぼろぼろなのに…!!
明日久々の休みなんで、上手く写メれると良いなぁ〜