眠る。
今日、夕方。
トリ君の手の中でウチの文鳥さまが眠りにつきました。
もう少しで11歳。老衰。
雛の時からの経過を考えれば大往生だと思います。
帰宅して見たのは、トリ君の手の中で横たわる、めちゃめちゃキレイな文鳥の姿でした。
あんなにいっぱいだった、だらだら続くトヤのつつはひとつもなく。
水浴び出来なかったのに羽根はふわふわふかふかで。
ウンチひとつシミひとつ付いてないカラダ。
ちゃんとトリ君の仕事の帰りを待って、一番キレイな姿で旅立ったんだね。
一番大好きなヒトに看取られて良かった。
トリ君の悔いの残らないこれまでと最後で良かった。
貴女を飼うと決めたのはすずめ。
だけど頼り無さすぎる飼い主で、当然のように貴女が生涯の伴侶に選んだのはトリ君だったね。
だからすずめには沢山の後悔があって。
でも、トリ君が居たから…
貴女は此処にいて幸せだったんだと思う。
ありがとう。
文鳥のホントの魅力を教えてくれた。
すずめを血が出るほど本気で噛み付く姿が、なんでかいとおしかったのは…
貴女がとてもイイコな文鳥だったから。
まだ、空のカゴに貴女をさがしてしまいます。
これから、本当の淋しさを実感するのでしょうか?
多肉花壇のキンモクセイの根本に眠りました。
貴女の誕生日の頃…
今年は花が咲くのかなぁ…