⇨⇨⇨ すずめの日記  と 多肉写真

何処へ…

とある方のブログのコメント。

『ペット売り場の売れ残り達はどこにいってしまうのでしょう?あんなに沢山、そして次々と新しく売っていますがそれほど町で見掛けない気がします』


それに対する管理人さんのお返事。

『涅槃です』




文章はちょっと変えちゃってますが…
…なんかね、ズシンときた。
そうなんだけど、うん。

どんな風に生まれて、どんな風に売られて、どんな風に消えてゆくか。
『不要になったら(売る買うどちら側も)処分するから』『無知な世話をされ生き残れないから』では統計上の数字でしか命を数えられない気がする。

『涅槃に行く』って表現はその命の個々を想像出来るような(管理人さんは幸せな一生を送って死ぬ命も含めて『涅槃』へ、と書いていました)…。



ペットとして生まれた命は、人間に幸せにしてもらう権利があると思う。
例えば繁殖を管理され、例えばその命が送る筈だった自然の暮らしを奪われる…
そんな命にこの権利は当然だと思う。

命を金で買う時に、様々な義務が生まれるのも、だから当然。


だからこそ、命のやり取りの中心に居る生産者や販売者にはもっとしっかりして貰いたい。
そして当たり前だけど、命を買う私達もしっかり勉強していかなきゃダメなんだよね。


…きっと販売される植物も一緒だ。
日本に帰化出来ない植物と向き合うようになってから切に思う。


せめても、ウチに買われて来た命達には不幸で無い時間を全うさせた後に『涅槃に行って』貰えたら、と思うのです。






今日の多肉写真。
名無しのアガベ、しかしながらめちゃくちゃお気に入りなので大した変化も無いのに出現率高いハズ(笑)

葉っぱは短くて丸っこい形が好き、刺はしっかり自己主張するのが好き。
古い葉っぱにはっきり新芽の型がつくのが好き。
すずめのツボにハマりまくりな一鉢です☆

こんなシルエットの斑入りの(ちゃんと売り物の)コとどこかで出会えないかな(だから鉢はもう増やさないって新年の抱負は?)〜