小鳥を飼う覚悟
……何だか落ち着きました。
このコは相変わらず元気いっぱいですもの。
もう7歳。爆弾のひとつ位抱え込んでたって全然おかしくないですよね。
先週のエコーと昨日のレントゲンの結果、腹膜のヘルニアでないかと診断されました。
そして積極的治療法である手術はこの県内では不可能だと、ここで出来ることは経過観察しながら体力を落とさない為に栄養剤を与えることだけだと言われました。
奥の部屋にトリ君と呼ばれてね……人間の病院で患者さんが余命宣告されるような部屋ですよ。
そこでもう打つ手は無いと医者に断言されたのさ。
もしも急変したらそれが最期だよと宣告されたのさ。
人や犬猫なら、手術で縫合すれば出たものも引っ込むけど。相手は手のひらサイズの小鳥。
麻酔だって手術だって難しい、鳥専門病院行けばもしかしたら……だけど。
すずめ達には、このコには無理。
片道何時間もかかる通院なんてね……
若くない身体にはリスクだらけでしょうし。
すずめ達にも生活があります、無理です。
医者に断言されたのが切なくて悔しくて。
帰り道泣いてしまったら、鳥を飼った時から覚悟してたよね、とトリ君がぽつり。
分かってる。
してあげられることの限界が他の生き物より多いこと。
小さくて専門の病院も先生も少なくて。
でもこのコは、病気が何だったかわかっただけでも、その時までしてあげられることが少しでもあるだけでも良かったよねと(前のコは他の病院で調べられず原因不明と何もしてもらえなかったので)、まだ死んでないんだから泣いてちゃおかしいと言われて。
今までできる限りの世話をして、可愛がってきたよね、後悔は無いよ……って。
日課は毎朝夕のビタミン剤、体力つけて行きましょうよ!!
最初は散々だったすずめのお世話、だけど最期まで傍にいるよ。
仲間だもの。
トリ君をペアに選んだキミは正解、いつまでもいつまでも恋のライバルでいようね。
まだまだ元気なんだもの。
うん、頼りない飼い主その2ですが。
居られるうちは、一緒にいきましょ!!
さて。
今日の多肉写真。
あれ〜?こんな窓の大きなコ居たっけなと。
つい買ってきちゃった弁天玉。
2鉢目でした……
だって、あんまりに見た目が違うからっっ!