そんでもって、オニカサゴ

昨日から楽しみにしていたオニカサゴ、調理いたしました！

オニカサゴはちょっと思い出のある魚です。
磯釣りが好きな父が一度だけ釣ってきたオニカサゴ。
まな板に乗せて母が困ったような顔をしながら捌いていた、そんな風景が浮かびます。
母は、元々は魚を捌けなかったんだけど…頑張ったんだよね〜
今じゃフグ以外なら何でも捌くんじゃないかな？

さて。
魚屋で入れてくれたビニールから魚を取り出さないまま、先ずは毒針をキッチンハサミで切り取ります。
ネットで見ると、切った毒針を台所のあちこちに飛ばさないようにとかゴミにするとき袋から飛び出さないように注意してとあったので…
背鰭と腹鰭と後ろの腹鰭と頭とエラの辺りに、そりゃもぅ美しい水晶みたいな輝きの鋭い毒針が覗いてるんですよ。
それを除いてから、頭と体を切り離しました。
頭に小さなトゲは残ってて、生の魚での怪我にトラウマのあるすずめはキッチンペーパーを畳んだモノで巨大な頭を押さえながら包丁で力任せで頸の骨を断ちます。

体は明日煮付けにするんだ〜！
カサゴとかメバルとかそういうのは煮付けってイメージが(笑)

頭は…
ネットで水炊きや雑炊が最高だとあったので、そうすべく真っ二つに！
しかしめちゃめちゃ硬い頭で、包丁とキッチンハサミを駆使してようやっと半分に。

あのね。
頭についてる肉の量が半端ないの!!
白身でぷりっぷりで、貧相な体より旨そうな…？

今夜のメニュー「オニカサゴの雑炊」

○材料
オニカサゴの頭
白菜
ネギ
干し椎茸
豆腐
ごはん
卵
出し昆布・醤油・塩

○作業
オニカサゴの頭はサッと湯通し。
出し昆布でだしを取ってる鍋に細かく切った白菜、干し椎茸、ネギ投入。
オニカサゴも投入。
よく煮えたらオニカサゴ一度引き上げて身をほぐして鍋に戻す。
塩、醤油で味付け。
豆腐投入、ごはんと卵投入。
出来上がり☆

皆さんが最高だと騒ぐ意味が分かった味でした！
ダシが最高!!魚の食感も味も、しまった身ととろとろの皮が美味！

本だしの味に慣れちゃった舌が、しみじみとした魚のだし味に感動しちゃいました！
トリ君も大絶賛!!

この魚を仕入れて並べてくれた魚屋さんに感謝☆
お値段もお手頃に止めてもらえたから、手も出せたんだけどね(笑)
いや〜、楽しかった！
明日の煮付けも楽しみだ！

今日の多肉写真。
小さな小さなハオルチア。
親指と人差し指でひょいと掴める大きさ。
小型種、なんですよね〜
名前忘れてしまいましたが(笑)
でっかい窓がある訳ではないんですが、独特な透明感が不思議だなぁと思います。